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| 1.糖尿病の改善 |
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| 【研究した先生】 矢澤一良(東京海洋大学大学院 海洋科学技術研究科・客員教授) 山口宏二(東京海洋大学大学院 海洋科学技術研究科・客員助教授) | |
| 【研究の目的】 | |
| 現代の食生活は生活習慣病という色々な病気を生み出していると言われます。かまぼこなどの水産ねり製品(ちくわ、はんぺん、板付きかまぼこなど)は、日持ちや食べやすさ、そして人気も含め、とても優れた、魚でできた製品です。 このかまぼこ類を食べることで、洋食化され不足している、魚を食べる習慣を助けることが、現代の食生活の改善にやくだつのではないかと考えてみました。 今のところ、こういった研究がなかったので、動物による実験で研究をしてみました。 | |
| 【研究方法】 | |
| 1.実験動物にはマウス(実験用ネズミ)を使いました。糖類(ブドウ糖、砂糖など)コレステロール、中性脂肪の消化と吸収に、かまぼこがどのように働くかを調べました。 | |
| 2.肥満させたマウス、糖尿病化させたマウス、骨粗鬆症(こつそしょうしょう−骨の中のカルシウムが不足し、骨がもろくなる病気)化させたマウスに、タンパク質を多く含む食品として、かまぼこを食べさせてどのようになるかを調べました。 | |
| 【研究結果】 | |
| こうして調べてみたところ、糖類のみを食べさせた場合と糖類とかまぼこを同時に食べた場合では、食後の血糖値の上昇には大きな違いが発生しました。糖類だけでは急激に血糖値が大幅に上がり、かまぼこと糖類ではゆっくりとまた小さく血糖値が上がりました。つまり、かまぼこと糖類を同時に食べたとき、糖類が小腸で吸収されるのを、かまぼこが邪魔をする働きをしているのではないかと思われます。 このことは、血糖値が高めの人で、糖尿病予備軍と呼ばれる人たちにとっても、良い食品である可能性があります。 また、油脂の多い食品を食べ続けることでなってしまう肝重量(肝臓の重さ)の増加も邪魔することもわかりました。このことは、脂肪肝という肝臓の病気の予防をするかもしれません。また、食べ過ぎ、飲み過ぎなどで生じる肝臓の病気をかまぼこは予防できるかもしれません。 また、食べ過ぎ、飲み過ぎなどで生じる肝臓の病気をかまぼこは予防できるかもしれません。 ただし、これらのことは実験動物のマウスでのことですから、実際に人間ではどうなのかを調べなければいけません。また、どのような成分がどのように体に働いているのか調べる必要があります。 | |
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