かまぼこヘルシーレシピ – 和風アイデア料理 –

和風かまぼこアイデア料理

かまぼこ製品は、その優れた保存性に加えて、魚介類のおいしさを追求した日本独特の加工技術です。さまざまな和風料理のお供に相性抜群です。

■日本型食生活への見直し

 ご飯の主食に、魚の主菜、野菜の副菜、汁などを組み合わせた「一汁三菜」がわが国の伝統的な献立パターン。これに卵や肉など洋風の食材が加わると栄養的にも充実し、世界各国から日本型食生活として高く評価されています。ヘルシーな食生活の条件のに合う良質たんぱく質で低脂肪のかまぼこ製品が、今、見直されています。

お手軽、はんぺんの冷や汁

<材料> 4人分
・はんぺん 1枚(120g)
・しょうが汁 ひとかけ分
・麦ごはん茶碗 4杯分
・はんぺん 1枚(120g)
・しょうが汁 ひとかけ分
・麦ごはん茶碗 4杯分
  ~A(みそ汁)~
・煮干しだし 2カップ
・酒 100cc
・麦みそ 大さじ4
・しょうゆ 小さじ2
<作り方>

  1. みそ汁をつくる。煮干しでだしをとっておく。なべに酒を入れアルコールをとばしてから、だしを入れ、麦みそ、しょうゆを続けて入れて、沸騰直前に火を止めて冷まし(氷を入れたボウルになべをあてて冷やすとよい)、しょうが汁を加える。
  2. 薬味を用意する。きゅうりを薄い小口切りにし、塩でもみ、軽く洗って絞る。みょうが、青じその葉はせん切りにする。長ねぎも小口に切る。薬味を皿に盛る。
  3. はんぺんを1/4程度の大きさに切り、ミキサーに入れる。②の冷やしたみそ汁を加え、少しつぶが残る位にミキサーにかける(ミキサーがなければすり鉢でする)。
  4. 冷や汁を薬味をたっぷりと麦ごはんにかけていただく。好みで汁に氷を浮かべても。

お菓子な伊達巻

<材料> 4人分
・伊達巻(小さめのもの) 140g
・オレンジ風味クリームチーズ 50g
・冷凍パイ生地(市販の生地) 1枚半
・溶き卵 1個分
   ~A~
・しょうゆ 小さじ1/2
<作り方>

  1. オーブンを200℃に暖めておく。
  2. パイ生地を解凍しはじめる。(常温で10~15分)。
  3. 伊達巻を16等分に切り、2枚1組にする。(8組できる) 片方にクリームチーズを塗り、もう1枚を重ねる。(これを8組作る)
  4. パイ生地を約6~8cmの四角に16枚切る。(2枚1組とする)生地にフォークなどで軽くピケ(穴あけ)する。1枚目の生地の縁に溶き卵をハケで塗り、真ん中に1の伊達巻をのせ、上からもう1枚の生地を重ね、縁をフォークでしっかりとつぶす。
  5. クッキングシートを敷いた天板にパイをのせ、表面に溶き卵を軽く塗り、200℃のオーブンで20分焼いて、できあがり。

焼き板の柳川風

<材料> 4人分
・焼板かまぼこ 200g
・ごぼう 120g
・長ねぎ 1本
・みつば1/2束
・卵 4個
・A(だし汁1と1/2カップ、みりん・しょうゆ各大さじ2)
・粉山椒適量
<作り方>

  1. ごぼうは皮をこそげて細いささがきにし、酢水に漬けてあく抜きをする。
  2. かまぼこは板からはずし、7~8mm厚に斜めにスライスする。長ねぎは斜め薄切り、みつばは3cm長さに切る。
  3. ごぼうとAを浅めの鍋か土鍋に入れて火にかけ、煮たってきたら、あくを取りながら中火で3~4分煮る。そこへねぎとかまぼこを重ねるように並べ入れ、全体がフツフツとしてきたら、みつばを散らして溶き卵を回し入れ、ふたをして卵が好みの固さになったら、火を止める。器に取り分け、粉山椒をふる。

はんぺんのかくれんぼドーナツ

お酒のお肴に、おすすめの逸品!

<材料> 4人分
・はんぺん 120g
・かぼちゃ 1/4個
・卵 2個
・溶かしバター 大さじ1
・ホットケーキの素 200g
・サラダ油 適量
・牛乳(生地が固い時に使う)適量
・粉砂糖 適量
<作り方>

  1. かぼちゃは種を取り、電子レンジか蒸し器で、竹串がすーっと通るまで蒸す。やわらかくなったら皮をむいて、ボウルに入れ、すりこぎでつぶす。
  2. 別のボウルに卵を入れて溶き、①のかぼちゃを加えて混ぜる。
  3. 溶かしバターを②に入れ木べらで混ぜ、さらにホットケーキの素をふるい入れ、よく混ぜる。かたい時は牛乳を少し入れる。
  4. 2cm角位に切ったはんぺんを竹串に刺して③をたっぷりつけて160℃位の油で、キツネ色になるまで揚げる。粉砂糖をたっぷりかける。
<調理 memo>
・エネルギー表示は一人分。
・エネルギーのデータは「五訂日本食品標準成分表」に準拠しました。
・1カップは200ml、大さじは15ml、小さじは5mlの計量用のもの。
・電子レンジの加熱時間は500Wのものを基準にしています。